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ささやかだけど心に残る毎日を

目標は高級老人ホーム

NHKの『ドキュメント72時間』が好きだ。
時々ふらっと気負わず見れるのが良いのだ。

2夜連続で歴代トップ10をやっていたのを見た。
実家でうつらうつらしながら。



わたしが一番心に残っていた回が『秋田 真冬の自販機の前で』だったが、今回第1位を獲得していた。わたしだけでなく皆の心に刺さる回だったようだ。

あの自販機には地元の働く人や親子連れが訪れるが、あの回を見ると父と2人で出掛けた思い出がよみがえる。

まだ学校が週5日制になる前、土曜日に半ドンで家に帰ると休みの父が待っていた。
土曜日の午後は父と過ごすことが多かった。
近くのパン屋に昼食を買いに出掛けたり、本屋に行って本を買ってもらったり、あるいはパチンコに連れていかれたり(時代が寛大だった)。
パチンコに関しては父の隣に座り、父が数球入れてくれて遊んでいたら、当たっちゃって父がホクホクしたというのも良き思い出。

こんな思い出たちがあの回を見ると刺激され、とめどなく溢れてくる。



今回放送されたトップ10で今回初めて見て印象に残ったのが『樹木葬 桜の下のあなたへ』と『海が見える老人ホーム』だ。
我が家は子なし夫婦だし両実家とも跡継ぎがなく我々の代で終わる。親の介護やゆくゆくは実家じまいや墓じまいを考えなければならない。そして自分たちの老後も。
この2つの回はには「こんな風な穏やかな最後がいいなぁ」と思わされた。

明日から連休が明けて仕事が始まるけれど、高級老人ホーム入居を目指して頑張る。